まとめ
- 馬券はネットで買うべき
- ネット購入のデメリットはほぼ無い
- 券売機購入のメリットは臨場感
馬券の購入方法
馬券の買い方には大きく2つあります。
実際の馬券を券売機で買う方法と、ネットで買う方法です。
今回はそのどちらが優れているか、検証します。
券売機で馬券を買う方法
馬券を買う方法は、
競馬場でマークシートで買う。場外馬券売り場(WINS)でマークシートで買う。ふた通りの方法がありますが、内容はほぼ同じです。
マークシートにペンで塗りつぶして、自動券売機にお金とマークシートを入れて買います。
マークシートには大きく通常のマークシート、流し用のマークシート、ボックス・フォーメーション用のマークシートがあります。
ネットで買う方法
ネットで買う方法は中央競馬に限れば即PATにほぼ限定されます。
JRAでは他にもA-PAT、JRAダイレクトという方法と用意してますが、開設まで時間がかかる。買い方が不便。などの理由でほぼ利用されていません。即PATでなんの問題もないかと。
ネット銀行を用意して、即パットに会員登録すればすぐにスマホやパソコンで買えるようになります。
ネット銀行を作らないといけないのがほんの少しのハードルです。持ってる人は簡単です。
ネット銀行や即PATをまだお持ちでない方へのおすすめは楽天銀行です。
楽天銀行ならJRAへの入出金のたびにポイントが貯まります。同じことをするなら少しでもお得な方がいいですね。
即PATの詳しい説明と申込は下記から。(JRAのホームページ)
メリット・デメリット
ネットで買うメリット
無駄な馬券を買わずに済む
券売機で買う場合マークシート使います。
買目を決めてから、一点あたりの金額を塗ります。
例えば
馬連流し 4-6,8,10,11,16 各1000円
これで5000円になります。
このとき、マークシートでは各1000円ということしか出来なくて、10番はあまり可能性が高くないから300円でいいのになぁ。ということが出来ません。
このように「軸を選ぶ」→「相手を選ぶ」→「1点あたりの金額を選ぶ」という方式ですから、
金額をバラバラにすることはできません。
上記の例の場合、馬連4-10だけ別のマークシートに塗ることになります。
予想する合間にマークシート塗らないといけないのでとにかくマークシートの枚数が増えるのが辛い。
たくさん塗ると凡ミスも起こります。
結局塗り分けるのが面倒で同じ金額で(例えば1000円ずつ)買ってしまうんです。
ボックスでも同じこと。
ネットで買う場合、当然自由な金額で買えます。
ところが券売機で買う場合、マークシート方式ですから自由に買えません。
案外盲点なんですが、
例えばキタサンブラックの単勝に18500円!という場合、マークシートでは単勝18千円と単勝500円の2つ買わなければいけません。
金額の欄には30/20/10/5/4/3/2/1しかマークする欄がないので、全部足しても75にしかなりません。
百円単位だと75百円=7500円、千円単位だと75千円=75,000円が限界ですので、それ以上を買う時は2回に分けてマークする必要がありますね。
面倒、時間が掛かる、間違えやすい。
間違いあるあるなのは2000円買ったつもりが200円しか買ってないとか15百円買うつもりが15千円にマークしてしまってお金が足りません
と券売機に怒られるとか。後ろに人が並んでいたらその場で直すのも大変です。
こっちのマークカードでのあるあるは識別の塗り間違いか塗り忘れ。
阪神開催なのに京都にマークしてしまうとか、レース番号を間違えるとかもよくあります。
マークシートは間違いが思っているよりたくさん起こります。
無駄遣いを防げる
ネットの場合、即PAT口座に入金した分しか負けることが出来ません。
財布だとつい持ってるだけ使っちゃう(特に最終レース)こと、ありませんか?
端数の1000円札全部使ってしまおう
とか。
ネットではリアルタイムに勝ち負けが分かりますからシビアに管理することが出来ます。
即PAT口座に3万円だけ入金してその範囲で負けをおさめようということが可能になります。
冷静に予想できる
競馬場、WINSで馬券を買うとなると、かなりバタバタ感があります。
特に三場開催の時は、予想して、馬券を買いに行って、レースを見てを10分でやらないといけないです。
これではとても深く考察する時間はありません。
その点即PATならレースを見ながらでも買う余裕がありますので、かなり冷静に馬券を買うことができます。
いつでもどこでも
競馬場やWINSの近くに住んでれば買いに行けますけれど自宅でも喫茶店でも馬券が買えるのはメリットです。
締切1分前まで買える
券売機で買う場合、並ぶことを想定すると平場で3分前、重賞なら10分前には券売機に並びたいところ。
即PATなら手元のスマホで確実に1分前まで買えますから、締め切られちゃったということがありません。
ギリギリまでオッズの推移を見たりもできますね。
記録が取れる
収支を付けてないなんて、最初から勝つつもりがないのと同じ。いくら勝ったか負けたか知ることで上手くなっていけます。
ネット購入の場合は記録が自動で取れます。
券売機で買うメリット
帯馬券の楽しみ
JRAでは100万円以上の払い出しになると、JRAのロゴの入った帯でまとめた100万円の束が貰えます。
略して帯と呼んだりしますが、帯の払戻は競馬ファンの夢!
帯でなくても券売機から現金の束が出てくるのは壮観です。機械がお札を数えてる時間も優越感に浸れます。
お財布が曲がらなくなるのも気持ちいい!
リアルに馬券買ってるからこその楽しみですね。
生で見る熱気
券売機で買うとなると、場所は競馬場かWINSということになります。
競馬場はもちろん目の前で馬が走ってくれる訳ですから、馬券を握りしめる手にも力が入りますね。
ゴール前で
差せ!!そのまま!!
と大きな声で声援するのも興奮です。
WINSでもビジョンにレースが生で流れてオジさんたちが真剣に応援してますから、それなりに臨場感があってドキドキします。
税務署対策
今のところ、券売機で買えばいくら儲けても税務署にバレません。大金賭ける人には大切なことかも?
でも馬券買うのにマイナンバーが必要になるという噂も。。。
券売機で買うデメリット
マークシートを塗り間違える。塗り忘れる
ホントあるあるです。
下手したら金額塗り間違えて500円買うつもりが5000円買ってしまうことも。
券売機で待たされ、締め切られる
券売機に並ぶ事でさまざまなトラブルが発生します。特に大きなレースだと5分以上並ぶので余裕を持って並ぶ必要があります。
1番精神的にイライラ来るのは、持ってる馬券を20枚くらい払戻口に入れて、ひたすら
この馬券は的中していません
と戻されてるオジさん!もしかして当たってるかもしれないと奇跡に賭けてるわけですが。
自分で買った馬券が外れてることくらい分ーかーるーだーろー!このハゲ!
せめて最終レース終わってからやれや!
と言いたくなります。ホント焦ってる時にやられると文句言いたくなります。
券売機には2種類あって、購入専用と払戻兼用がありますので、購入専用機で購入することをお勧めします。
他にも大きなレースだと、初心者の方も多くて券売機の使い方が分からないなんてこともよくあります。スタッフさん呼んで教えてもらってるんで、時間がどんどん過ぎていきます。
そういう客はだいたいカップルなんでイラつきます(笑)
つまり、相当余裕をもって並ばないといけないというのがデメリットですね。その点即PATなら確実に1分前まで買うことが出来てストレスフリーです。
そういうわけで、ネットで買うことには全くデメリットはありません。
メガバンクやJNB、楽天銀行、ゆうちょ銀行など大手はほとんど網羅していますので、ネットバンクを持ってない方はこの機会にぜひ作ってみましょう!
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