競馬始めて1ヶ月なんですけど、勝てるようになりますか?
そろそろ1年経つのに一向に勝てるようになりません。必勝法があるなら教えてください。
という方はいらっしゃいますか?
今回は競馬を初めて間もない方のために、勝てる馬券の買い方のコツを提案します。
まとめ
- 単勝を買うべし
- 馬連、ワイドの相手五頭ながしを組み合わせる
- 的中する楽しさと、高配当を得られるバランスの良い組み合わせで初心者におすすめ
まずいちばん気になるのはどの馬券を買えば良いかだと思います。
三連単は100万円馬券とか出るし、出来れば100万円をゲットしたい!
と思いますよね。はい。僕もそう思います。そりゃ100万が取れるなら取りたいですよ!
では三連単を買うのが良いのでしょうか。
どの馬券を買うべきか
はじめに結論を書きますが、三連単は買うべきではないです。
三連単は金持ちの馬券
素人が手を出すと間違いなくパンクします。
何故か。簡単に言うと当たらないからです。
三連単の組み合わせは4,896通りあります。(フルゲート18頭立ての場合)
これがどれだけ当たりにくいか。
JRAの年間レース数が約3,000レースですから、1点ずつ全レース買うとするとざっと3年で2レースしか当たらない確率です。
まあこれは現実的ではないので、1頭軸相手5頭流し(マルチ)がよく購入されるパターンでしょう。
そうすると60/4,896=1.2%。
全通りが対象ではなく、ある程度人気馬から買うと思います。
実際の経験則で行くとよく行って5%というところでしょう。
3会場で36レースですから、一日に1~2レース的中する計算です。
簡単に15連敗するということです。
例えば100円ずつ60点買ったとして15連敗なら9万円です。
9万円ストレートに入ったとしてお財布は耐えられますか?
運が悪ければ1日坊主。216,000円の負けです。
え?余裕だよ?
という人は三連単を買う資格があると思います。
普通の人は三連単を買うのは外れても全く問題ない余裕のあるときのみ。
にしたほうが良いですね。
今日は勝てる馬券の買い方ですので、勝てる馬券をオススメしましょう!
単勝・複勝・ワイド・馬連・馬単・三連複が候補ですが、
僕自身は、8年中7年でプラス収支ですが、
そんな僕の馬券は単勝・複勝・ワイド・馬連です。
答えを言っちゃうと、◎を軸にして、相手は2点まで。
これが一番勝てる馬券だと考えています。
ただ、正直初心者の皆さんにはハードルが高いかなと思っています。
相手を1点、または2点まで絞り込むのが難しいから。
と思われたからもしれないですが、違います。
それもあるんですが、当たらないからです。
精度にもそれなりに経験と自信はありますが、相手を絞るのはリスクも高くて、
しかも穴馬をチョイスするので的中率は下がります。
徹底した資金マネジメントが必要になるのです。問題はそっちですね。
当たらなくても当たらなくてもぶれない投資ができないと成立しない馬券術です。
単勝・馬連・ワイドの馬券を買うことをオススメします。
単勝
単勝は初心者にも上級者にも買ってほしい馬券です。
ぶっちゃけ、僕の周りの買ってる人は単勝使いがほとんどです。
単勝はそのレースの中で最低一頭見つければ良いという意味で選びやすいですし、他の馬券の軸になる馬ですからそのレースのベースになる馬でもあります。
単勝馬券をすすめたい理由は回収の高さです。
例えば1万円勝ちたいときに、3倍の単勝なら3500円投資すれば1万円になります。分かりやすく、太く回収できる馬券は単勝を置いてありません。
馬連の方が高配当というイメージがありますが、馬連の五点買いを3500円分したとすると、一点700円。
15倍の馬連を当てることになりますが、人気サイドで決まれば1000円くらいが良いところですから、実は単勝ほど稼げません。
高配当、そして一頭だけしっかり選べばいいという意味で攻守兼用の素晴らしい馬券が単勝です。
ワイド
馬連の拡大版がワイドです。
競馬って買えない馬が2着、3着に突っ込んで来ることが多いです。
だいたい大荒れするケースは、どう予想しても買えない馬が突っ込んでくるパターン。
どう予想しても買えない馬っていまして、どの予想方法を使っても候補にならない馬ってあるんですよね。
そういう馬も展開次第で突っ込んでくるのが競馬です。
これはある意味仕方ない。だって無理なんですから。展開次第で出走してるほぼ全ての馬にチャンスがあるのが競馬。
でも実力のある馬の凡走が少ないのも競馬です。
このいわゆる紛れ。に対してカバーしていくのがワイド馬券になります。
ワイドも馬連と同じ組み合わせで軸一頭相手五頭流しがおススメです。
絶対に買えない馬が突っ込んできてもワイドで保険を掛けていれば拾えるっていうレースは往々にしてあります。
ワイドは馬連の3倍当たりやすいかわりに配当も低めですが、配当の安さは厚めに張ることでカバーしましょう。
ワイドは保険。保険は大切。
特に初心者の間はしっかりと的中することによって実力も上がりますし、何より楽しみながら続けることが出来る。
ワイドは必ず押さえましょう。
馬連
馬連の軸一頭相手五頭ながし。これをすすめます。
相手には堅いところから人気薄まで、
もしかしたら走るかも?という馬を選びましょう。軸馬が紛れて2着になるのは良くあるケースですが、その時の保険にもなります。
そして人気薄が来ればそれなりに配当も見込める。
なぜ複勝を買わないのか
なぜ自分自身が中心的に投資している複勝を薦めないのかですが、
面白くないからです。
可能性の一番高い馬の複勝を選んでいくと、どうしても1.5倍とかのオッズになります。
1000円投資して1,500円の配当ですから、とってもつまらない(笑)
最初はやっぱり配当を得られる喜びを感じて競馬を好きになってほしいです。
好きにならないと上手くならない。これはなんでも同じですね。
あと、どの馬の複勝を買うかが結構ハードルが高いです。
僕はいわゆる中穴党ですので、複勝2~3倍くらいになることが多いのですが、
そうなると的中させるのも結構難しいです。
そしてそのあたりのオッズを狙うと無理に人気薄を探すということになりがちですから
まずは複勝は買わないでおくのが良いと思います。
なぜ馬単を買わないのか
馬単って、正直難しい馬券です。
馬単のマルチと馬連を比較するとわかりやすいかもしれません。
馬単のマルチと馬連を買うということは当てるという意味では全く同じです。
1-2、2-1の馬単2点買いと、1-2の馬連1点買いは同じですよね。
例えば2018年の日本ダービー。
1番人気はダノンプレミアム、2番人気はブラストワンピース、5番人気はワグネリアンでした。
ダノンプレミアムーブラストワンピースの馬連は5.7倍、
ダノンプレミアムーブラストワンピースの馬単は9.0倍、
ブラストワンピースーダノンプレミアムの馬単は12.2倍でした。
まず単純に回収率の比較ですが、馬単の合成オッズ(均等に払い戻しがあるように投資したときのオッズ)は5.18倍。馬連と比べて単純にマイナスです。
ですので馬単マルチにする意味合いが全くありません。
さらにいうと、ダノンプレミアムが勝つと思っていたときのオッズは9.0倍ですので、馬連よりもかなり期待値は下がります。
ブラストワンピースが勝つと思っていた場合のみ、12.2倍と馬連を超えるオッズになります。
ダノンプレミアムーワグネリアンの馬連は14.7倍、
ダノンプレミアムーワグネリアンの馬単は19.4倍、
ワグネリアンーダノンプレミアムの馬単は40.1倍でした。
合成オッズは13.97倍、馬連よりも低いですね。
これは控除率がそもそも馬単のほうが低いから発生する現象です。
見ていただいたら分かる通り、人気馬→人気薄の馬単というのは、
馬連とそうそう変わらないオッズになります。
であれば、1着2着の入れ替わる紛れを考慮して馬連を買うのが王道の馬券術です。
馬単を買う場合というのは人気薄→人気馬の馬単を買う場合。
ダノンプレミアムーワグネリアンの馬連は14.7倍、
ワグネリアンーダノンプレミアムの馬単は40.1倍。
この差は結構あります。人気薄を1着で買う場合は馬単も良いのですが、人気薄を1着で固定するのはハードルが高いため、初心者にはオススメしていません。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。皆さんと一緒に勝てますように。
コメント