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レースについて
ジャパンカップ(東京2400m)
ダービー、有馬記念と合わせて日本での最高馬たちが集まるレース。お祭りです。
有馬記念で的中するのが1番上がりまして、ついつい贅沢しちゃうんですが、終わりよければ全て良し。ってい気分になるからですねきっと。
傾向
実はジャパンカップはタイム的には早いタイムが出ないことが多いです。
日本最高峰の馬たちが集まるのですが、最高峰のレースにはならないのですね。
過去5年間のレースラップがこちら
2017年 キタサンブラック 2.25.8
13.3-11.3–12.6–12.3–12.2–12.5–12.7–12.3–11.9–11.2–11.4–12.1
2016年 ショウナンパンドラ 2.24.7
12.7–10.8–11.7–12.1–12.0–12.3–12.6–12.7–12.5–11.8–11.5–12.0
2015年 エビファネイア 2.23.1
12.8–11.2–12.0–11.9–11.7–12.2–11.9–11.8–12.4–11.9–11.5–11.8
2014年 ジェンティルドンナ 2.26.1
12.8–11.4–12.8–12.8–12.6–12.8–12.8–12.4–11.6–11.1–11.1–11.9
2013年 ジェンティルドンナ 2.23.1
12.8–11.0–12.0–12.3–12.1–12.1–12.2–12.0–11.9–11.7–11.5–11.5
コースレコードは2005年のジャパンカップ 2:22.1 アルカセット
近年は2分22秒どころか、2~3秒遅い決着になっていることがわかります。
これは中盤が緩むことが原因で、2015年 エビファネイア 2.23.1の年以外は
中盤に12秒台後半のラップタイムが出現して11.5から11秒台前半まで加速が入っています。
ダービーも概ね2分23秒~24秒くらいで決着していますから古馬の最高峰のレースになったということで
走破タイムは上がらないです。
各馬評価
キタサンブラック
今G1を7勝。ラスト2レースで引退を発表しています。
あと2レース勝てば、国内G1の勝利数も獲得賞金数も歴代ナンバーワンになり、歴史的名馬に名を連ねます。
圧倒的な強さというイメージがなかなかないキタサンブラックなんですけど、すでに歴史的名馬と呼んでも良い戦績なんですけどね。
さて、寸評ですが、前から負ける可能性の最も高いのは有馬記念。勝つ可能性が高いのは天皇賞と言ってきました。
天皇賞は結果は言った通りになりましたけど、台風による極悪馬場でイメージしていた勝ち方ではなかったです。
逆にいうと、あの馬場であの圧勝。さらにキタサンブラックの評価は上がります。
やっぱり強いですね。
ジャパンカップでも強いキタサンブラックを見せてくれるでしょう。
ただ、それでもジャパンカップは適正から多少外れていると言わざるを得ません。
東京2400はキタサンブラックが凡走した数少ない舞台で、ジャパンカップはダービーと同じような展開になりそうです。
瞬発力が多少劣るキタサンブラックにとっては相対的にラストの直線でついていくのに苦しむはずです。
去年も簡単に勝ってるじゃん!と言われそうですが、去年はパーフェクトに展開が向きました。
すんなりハナを切れたばかりか、後続馬が潰れるのを嫌って競りかけるとこなくお見合い状態。
武豊は逃げ馬のペースを作るのがとても上手ですから、キタサンブラックのもっとも走れるペースを自由に作ることが出来ました。
さすがに今年は同じようにはさせないでしょう。G1ジョッキークラスが勝つ気がないような騎乗をするわけがありません。
今年は外国馬が一頭逃げそうですし、二頭出しの厩舎も複数ありますから、キタサンブラック包囲網は相当なプレッシャーをかけます。
もちろん能力上位です。
例えば凱旋門賞ではイネーブルがオブライエン包囲網をものともせず楽勝してますので包囲網と行っても無茶なことが出来るわけではないです。
強い馬は強かった。という結果になるかもしれないですし想定の範囲ではありますが、
それでも逆らうことにかなりのメリットがあります。
2番人気想定はレイデオロ
実は今年のジャパンカップには三頭のダービーホースが出走するんですよね。
その三頭の評価が全然違うのは残念です。
ワンアンドオンリーは人気の高い馬で。凡走しても凡走しても一定の人気があるのですが、さすがにそろそろ17番人気想定になってます。
僕は一回だけしか印回したことないんですけど、ついつい押さえちゃう人が多いのかも?
僕が印回したのは去年のジャパンカップなんです。
激走するならジャパンカップ、ダービーと同じ舞台と考えました。
結果は8着。展開もベストだったかと。ベストで8着ですから、あれ以上はないでしょう。
買うなら馬券内に走ってからで良いかと。
この馬は能力の問題じゃなくて精神面ですから、回復するかしないか、分かりません。
マカヒキ
去年のダービー馬。マカヒキのことはもうちょっと後で書きます。
レイデオロ
今年のダービー馬
先週のマイルチャンピオンシップで3歳馬が三頭も掲示板に乗りました。
勝ったのも3歳馬のペルシアンナイト。
この時期の3歳馬は斤量面での恩恵が無くなってくるので(天皇賞までは2キロ→マイルチャンピオンシップは1キロ、ジャパンカップは2キロです。)なかなかマイルチャンピオンシップでは馬券に絡んだことがなかったんです。
ところが今年は三頭も来たことで、三歳世代最強説が出て来ています。
その三歳世代の代表的な存在であるレイデオロの評価もうなぎのぼりで。
僕は皐月賞で対抗評価をしており、ダービーではスワーヴリチャードが◎でレイデオロは△でした。
東京よりも中山向きだと評価していました。
しかし、ダービーはどの付くスローペース。
-12.6-12.7-11.5-10.9-11.4
前半1000メートルが63.2で後半1000メートルが上記のラップタイム。
勝ち時計は2分26秒9となっています。
これをどう評価するかが非常に難しいです。
走破タイム自体は例年より2秒くらい遅いです。
ただ、それがそのままレイデオロのマイナス評価につながるわけではありません。
むしろ瞬発力に欠けるのではないかという見立てをしていたので、レイデオロが勝ったことは驚きでした。
ただ、レースをもう一度しっかり見てみると(というかダービーのことだから覚えてますね)
レイデオロは早めにまくっていくというルメールの思い切った騎乗が結果につながっています。
3コーナーから4コーナーをうかがうところではもう先頭に立つかという勢いでまくっていってます。
これはレイデオロの脚質を知り尽くしたルメールの好騎乗で、直線に賭けた競馬をしていればおそらく
別の結果になっていたかと考えると、やはり瞬発力には心配があります。
つまり、ジャパンカップには適性がないということです。
前哨戦の神戸新聞杯のラスト5ハロン
–12.2–11.9–11.3–11.4–11.8
こういったラストで失速するような展開でしぶとく伸びるのが持ち味ですので、神戸新聞杯の快勝からもジャパンカップへの適性は疑います。
知り尽くしているルメールが乗るだけに上手に乗ることは考えられますけど、
ここで軸に軸に据えるのは筋悪です。
サトノクラウン
結局ミルコ・デムーロに鞍上が決まりましたね。これは大きな加点要因です。
できれば切りたかったんですが、また終わってみればデムーロか・・・というのは見たくないですしね・
サトノクラウンは結論展開待ちです。
完全に溜めて切れるタイプですので、ハイペースになれば用なしでしょう。
ただ、ジャパンカップは上記の通り中盤が緩むんですよね。
今年も明確に逃げそうなのがギニョールくらいですし、ギニョールも完全にヨーロッパ血統でスピードが出ないはずなので、下手したら逃げ切れない可能性もあります。
そうなるとソウルスターリングがまた行っちゃうのか?そんな可能性もあります。
もちろんキタサンブラックかもしれません。
いずれにしてもハイペースは想定できない。
サトノクラウン向きの展開になる可能性が高いです。
馬券的には残念な考察ですが、重い印を打たざるを得ないです。
ソウルスターリング
軽視したい一頭。
明らかに持続力よりでトップスピードを長く維持できるのが魅力の一頭。
ジャパンカップに適性はないです。
乗り替わりも超マイナス材料。クリスチャンではしんどい。
オッズ次第では消していきます。
穴人気しそうなところではレインボーライン。
前走人気が無さ過ぎて◎を打った馬で、3着に入ってくれて嬉しかったです。
実は相当強いという評価なんですけれど、この馬も重い展開に向いてます。
今回は軽視で問題ないです。
逆にジャパンカップだからこそ面白くなってくるのは
シャケトラとサウンズオブアース
オッズと相談しながらですが、紐には入れていきます。
シャケトラ
気性に問題がありそうだが、成長でカバーできる。前走の天皇賞は道悪で度外視してよく、宝塚記念では前不利の中4着に頑張った。福永への乗り替わりで新味を期待したい。
かと言って逃げたりするのは勘弁してね。。
サウンズオブアース
まだ取捨に悩んでる一頭。
ミスター善戦マンとして2着を取りまくってきた。去年のジャパンカップ2着馬でもある。
ただ、それでも前走は負け過ぎ感が否めないのは事実。善戦っぷりも微妙に悪くなっているようで。
ピークを過ぎたと考えるのが自然かな。
怖い一頭ではあるが、去年も前有利の展開に恵まれたと考えれば、素直に消していいかと。
マカヒキ
2016年のダービー馬で皐月賞2着馬。
ビッグレースでサトノダイヤモンドに2回も先着しており、実績的には見劣りしない。
ただ、凱旋門賞で調子を崩した。凱旋門賞で勝負しようとするとどうしても向こうの競馬場に合わせていく必要があるし、繊細な馬にとって地球を半周するというのは相当なストレスだろう。
休み明けの京都記念では前に行き過ぎたことと、休み明けが原因か。ラスト伸びなかった。上がりの掛かる展開がだったことも要因に。
大阪杯は適性外で良く4着に入った。内回りの全く脚のたまらない展開でむしろ強い競馬だった。
ポイントは前前走の毎日王冠だろう。
多少スタートで後手を踏んだ上に好位に取り付けようとして脚を使ったことが理由か。
4コーナーでは手応えが怪しかった。
レース自体が12秒台前半で進んで進んでいたこともありあしがたまらなかった。
距離が短かったと思う。
やはり12秒台後半に緩みそうなジャパンカップは合う。
そもそもダービー馬と相性の良いレースで、良いオッズで買えるのであればマカヒキから勝負してみるというのも手。
枠順発表されました。あとは当日に結露書きます。
結論
◎マカヒキ
◯キタサンブラック
▲サトノクラウン
△シャケトラ
△レイデオロ
ミルコが馬券に来る確率は半々。キタサンブラックも半々。
なら好走がある程度約束されてるマカヒキを狙ってみたい。掲示板は確実なのであとはどこまで順位をあげるかな。
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