神戸新聞杯(阪神芝2400m)
菊花賞トライアルの神戸新聞杯。主役は断然レイデオロ。
ダービー馬ですもんね。レイデオロは菊花賞に行かずにジャパンカップを目指すということです。
ジャパンカップが盛り上がるのはおおいに見たいですね。ここを勝ってジャパンカップンに行けるのか。
僕は厳しいと思ってます。
レイデオロ
レイデオロの考察を書く前に阪神2400mのコースを。
案外阪神2400メートルって大きなレースが無いんですよね。神戸新聞杯が一番大きいのかな?すみませんうろ覚えで。
阪神2400はホームストレートの途中からスタートします。
最初のコーナーまで400メートルもないのかな。
さらに阪神のゴール前の坂がすぐあるわけで、必然的にスローなスタートになります。
そしてラストは阪神の外回りですから決めて勝負になる。
後傾ラップが典型的な展開ですね。
内枠が若干不利なので、枠順発表を待たないですけれど、ある程度は予想しておきます。
過去5年の平均ラップがこれ
12.7 11.0 12.5 12.6 12.3 12.6 12.7 12.4 11.8 11.3 11.4 12.2
完全に傾向通りですよね。
12.4 11.8 11.3 11.4 12.2←ここ
平均値なのでだんだんと加速しているように見えますが、実際はどこかでガツンと加速することが多いです。
最後は坂で止まると。
個別のレースを見ても例外的だったのはゴールドシップが勝った年くらいで、あとは速い上がりを使えること。
これが好走条件になっています。そう考えるとダービーからの直行組が成績がいいのは当然なわけで。
ほぼ必要な資質が同じですから。
そしてレイデオロ。
ダービーからの直行組、しかも優勝馬ですから過去の傾向を考えると重く評価したいところです。
しかし、今年のダービー馬レイデオロは異質な勝ち方をしています。数字で言うと上がり3ハロンが33.8。
超絶どスローになった今年のダービーですが、上がりタイムでいうと8番目。
上がり最速アドミラブルとの差は0.5秒になります。
僕は今年のダービーで一番強かったのはアドミラブルだと思っていて、長期休養に入っていますが、上手く復活してくれたらいいなと思っています。
そして勝つべきだったのはスワーブリチャードだったと思っています。
ではなぜレイデオロが勝ったのか。レイデオロが勝ったのはまさにルメールの神騎乗です。
皆さん見ていたと思うのでもう説明の必要はないと思いますが、レイデオロをロングスパートさせたのはまさに神でしょう。
心臓が弱いと思っていたルメールですけど、見直しました。
日本ダービーで、しかも2番人気を背負って。ペースが遅いと見るや自ら動いて早めに(一瞬まさかと思ったマイスタイルを一回無視しますが)先頭に立ってそのまま押し切り。スワーブリチャードの仕掛けが遅かった。のではなくルメールがすごかった。
つまりレイデオロの脚質と展開を読み切ってハマりにハマっての勝利であり、神戸新聞杯で通用すると考えるのは無理があるってわけです。
僕はどちらかというと皐月賞向きだと考えていて、皐月賞ではそれなりに重い印(確か◎ペルシアンナイトで○がレイデオロだったような)を打ちました。
さらにいうと、レイデオロの上がり3ハロンの最速はそのダービーのものであって、それまでも相手関係が楽なこともあって一応上がり最速の形にはなっていますが、決して速い上がりを使えるタイプではありません。
残念ながら神戸新聞杯でもジャパンカップでも勝てないと思います。まだ菊花賞に行ったほうがいいのに・・・下手にダービー馬になるといろんな思惑が発生しますから、適鞍に出せずに結果を残せない馬が多い・・・
もちろん、能力は同世代ではトップクラスですから、絶対に勝たないとは言いません。ルメールもこの馬のことを知り尽くしてますから、いつもの神戸新聞杯では勝てないこともわかっているでしょうし。
ただ、単勝2.0倍で買うような馬ではないことは言い切っていいと思います。4~5倍なら考えます。
ということで結論的には軽い印にとどめると思います。
ということで現在土曜日。
いろいろ考えたのですが、◎候補は2頭、キセキとカデナ。
さらに考え、キセキを上に取りたいと思います。
カデナ
ダービーは展開はこの馬に向いていたと思いますけど、致命的な場所(後方)にいたことが全て。
アドミラブルは世代ナンバーワンの可能性があると思っているので(怪我がなければ・・・ね)アドミラブルの脚と比べると見劣りはしますけど、それでも上がりタイムはアドミラブルから0.2差の33.5。
悪くありません。
あのどスローペースでは4コーナーで16番手にいては絶対に届かない。それは仕方ないです。
逆言うと、あそこまで極端なペースでなければ、もっと上位に顔を出していてもおかしくなかったわけで。
瞬発力がものを言う神戸新聞杯では適性の低いレイデオロを逆転。充分にありえるシナリオかと思います。
ただ、とはいえ皐月賞、ダービーともに負け過ぎ感は否めません。
そう入っても本当の一線級アドミラブルはあそこまで詰めているわけで。
現時点でG1クラスかというと、多少の疑問はあります。
キセキ
菊花賞を本気で狙っているとすると、そしてその力があるとすると、こんなオッズで買えるのは
レイデオロというダービー馬が人気を被っている今回なのかなと。
ここで勝ってしまったらキセキ>レイデオロという基準が出来上がりしばらくは妙味のある馬券が買えません。
そしてそのシナリオになる可能性が充分にあると思わせてくれるのがこの馬です。
春まではそこそこの評価とそこそこの実績ですが、前走の信濃川特別(1000万下)ではここではモノが違うというような勝ちっぷり。古馬相手に54キロを背負ってのもので、ジョッキーもほとんど何もしていない状態で32.9の上がりで中身も評価できます。
2000メートルのレースで、前半58秒台、そして32秒台の上がりはそうそう出るものではありません。
今回もしかしたら楽勝するかもしれないと思っています。
相手も実質数頭に絞られるでしょう。
ダービー組の中から数頭に流したいと思います。
◎キセキ
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