オールカマー(中山芝2200m)
主役はルージュバックでしょうか。オールカマーと言えばスーパーG2のようなイメージがあるんですけど、近年は地味なレースになってます。
こちらは神戸新聞杯と違って事前オッズは混戦模様。
ステファノス、タンタアレグリア、モンドインテロ、アルバート、ルージュバックの五強に、ツクバアズマオーとカフジプリンスが続くという感じ。
こういうレースは当てさえすれば、ガミるということはないから良いですね。
ただ、僕自信はオールカマーとの相性は激悪であまり勝った記憶がありません。
(まあ、そういっていると当たるんで競馬は不思議ですが)
中山の古馬重賞は苦手なんですよね。
理由も自分の中では分かっていて馬場の改修が入ってからどちらかと言うと他のメジャーコースと同じように
瞬発力タイプが走るようになってきています。
それなのに自分が『中山では?』ということにこだわり過ぎていて変化についていけてない。
ですので出来るだけ主観を排して予想したいと思います。
去年のレースラップがこちら
12.3–11.2–11.9–12.0–12.5–12.1–12.3–12.2–12.1–11.3–12.0
一昨年
12.5–10.9–12.4–12.4–12.6–12.6–11.9–11.7–11.4–11.7–11.8
その前は改修中で新潟開催
その前三年
12.8–11.1–12.1–11.7–11.9–11.8–12.2–12.1–12.4–11.8–12.1
12.6–11.3–12.4–12.5–12.6–12.9–12.6–12.6–12.0–11.7–12.3(重馬場)
12.3–11.3–12.6–12.2–12.1–11.7–11.9–11.6–11.8–11.4–12.3
大きな違いは中盤で澱んでいるということです。
その分後半で加速ラップが出現している。
やはり傾向が変わっていると考えたほうが良さそうです。
特に2015年、ショウナンパンドラとヌーヴォレコルトのワンツーの年。
従来通り澱まない展開を予想して消した馬2頭がワンツーになるという
ある意味適性評価は当たっていたわけですが、展開が全く逆になってしまいました。
これでは当たりません。
ですので、昔の話にこだわること無く傾向の展開を受け入れて、瞬発力が必要というレースと認識することにします。
ルージュバック
切れ味に掛けている印象。今までの予想傾向なら重い印になりそうなのでしゅが、加速ラップが出現する想定だと一転評価を落とします。
最近の勝ちレース
毎日王冠
12.5-11.3-12.0-12.5-12.0-11.8-11.4-11.5-11.6
エプソムカップ
12.9-11.3-12.1-12.2-12.0-11.8-11.0-11.4-11.5
このうちエプソムカップでは32.8の上がりを使って(上がり最速)勝ちきっているので
ここをどう考えるかで難しくなるのですが、その他の負けたレースをみるにつけどうにも瞬発力に富んだタイプには思えません。
印を回すのも躊躇してます。
ステファノスが前日一番人気なんですね。意外です。
ステファノス
この馬も非常に難しい。距離が・・・実績的にも脚質的にも問題ないと思います。
特に大阪杯では非常に強い競馬をしました。加速ラップへの対応も問題ない。
ただ、2200以上の実績がなさすぎる。実績がないことは人気薄の場合は買い材料になったりするんですけど、
人気馬の場合は嫌いたい材料になります。
ヒモには入れないと仕方ないと思いますが、軸にはきつい。
タンタアレグリア
この馬も人気を考えると軸にはしにくいです。
確かに菊花賞から4-4-2-4-1着。
馬券に絡めてないケースも多いですが、逆に安定した走りともいえます。
しかし、前走の1着は完璧にコース取り、騎乗もハマってのもの。
最後はゼーヴィントに詰め寄られてましたから、使える脚はそんなに長くないのでしょう。
休み明けで前哨戦ということを考えても、中山競馬場だということを考えても多少割り引く必要があるのかなと。
勝ち馬のイメージではないですね。二番人気なら余計に軽視したい。
モンドインテロ
3番人気はこの馬。この馬はズバリ距離が不安です。短すぎる。生粋のスタミナタイプだと思いますので、人気馬の中では最も軽視したい一頭ですね。
アルバート
現在4番人気。4番人気になっているのは、直近の勝利が3000メートル級のコースに限定されているからでしょう。
しかし上位人気の中では一番弱点らしい弱点がないように思います。よく見ると凡走といえるのはG1ばかりで、G2クラスなら上位の力を見せていますし、ダイヤモンドステークスでは急加速ラップにも対応していますので、単なるスタミナタイプではなさそうです。
一番イヤなのは乗り替わり。
重賞ではムーア以外で馬券になってないんですよね・・・
そのかわり枠は良いところを引いたと思います。差し馬なので、どのみち外を通ってまくっていくとは思いますが、中山の外回りは第一コーナーまでに外にポジショニングするとずっと外を回されてかなりロスしますので、その心配がない部分はプラスかと。
5番人気くらいまでの短評はこんな感じです。
どの馬もそれなりに走りそうな可能性はあるものの、それなりに馬券も売れていて妙味という意味では面白い馬がいません。モンドインテロは消しても良いなあ。勝てるイメージがあるのはアルバートとステファノス。ステファノスはオッズが安すぎますしね・・・
ということで、どうせあれそうなのであれば、リスクを承知ですこし狙ってみたいと思います。
デニムアンドルビー
まあ、狙うとなるとこの馬になるんでしょうね。新聞なんかを見てる限り穴党の記者さんなんかではこの馬に◎を打っている人も多くて、同じようなところを狙ってしまうことになるんですが・・・
G1こそ勝っていませんが、出走馬の中では実績的には抜けています。
そしてここのところの凡走続きなのは、距離が短い、澱み無く流れたレース、G1、ダート戦、などそれなりに敗戦理由がつきそうなもの。まだ終わった感があるわけではありません。まだ7歳ですしね。
逆にある程度長距離のスタミナを消耗する戦いで、最後に瞬発力を要するレース。そんなレースで後ろから突っ込んで来るのがこの馬ですから、オールカマーの展開ははまる可能性があります。
単勝オッズ16倍なら外れても悔いはないので、来たときに悔いの残らないようにします。
◎デニムアンドルビー
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