こんにちは。Kです。
春のG1戦線の最終は、もちろん楽しみに待っていたグランプリ宝塚記念!
G1はお休みでしたので、競馬熱が宝塚記念に向けて高まってきます。
今年は若干メンバーが小ぶりなではありますが・・・それでも競馬ファンなら宝塚記念は大レース!しっかり的中させていきたいと思います。
宝塚記念2018年
傾向と有力馬診断
宝塚記念は荒れる。有力馬が勝てない。そんなイメージはないかもしれないが、実はそんなレース。
ディープインパクトが勝った2006年以来、勝利した1番人気はオルフェーヴル、ゴールドシップの2頭のみ。
いずれも顕彰馬に選ばれるだろうかという能力も突出した名馬のみ。突出してないと勝ちきれない。
ここで軽い競馬トリビア。
サトノクラウン(海外除く)、アーネストリー、ナカヤマフェスタ、エイシンデピュティ、サイレンススズカ、メイショウドトウ、ダンツフレーム・・・宝塚記念だけを勝った馬。
そして
グラスワンダー、テイエムオペラオー、ディープインパクト、ドリームジャーニー、オルフェーヴル、ゴールドシップ・・・有馬記念と宝塚記念を両方勝った馬。
宝塚記念と有馬記念は関連性が強い。宝塚と有馬、両方優勝した馬は13頭もいる。
なぜこれを書いたか。もちろん宝塚記念の特殊性を述べたいから、そして有馬記念も特殊ということを言いたいからだ。
阪神芝2200m(内回り)、中山芝2500m
非根幹距離(400メートルの倍数になっていない)
短いホームストレート
直線の坂
似たような特徴があるのだが、特に上の2つは全て日本競馬の主流ではない。
日本ダービーを勝つために作られたサラブレッド、いわゆるサンデー系、瞬発力タイプとはちょっと違う適性が求められる。
だから人気の馬はいいところまではいくけれど勝ちきれない場合が多い。なぜなら王道で勝ってきた馬が人気を集めることになるから。
過去5年の結果を見ておく。
2017(稍重) サトノクラウン 104.4(35.4)
12.5–11.1–11.6-13.1-12.3–11.7–11.6–11.8–11.7–11.8–12.2
1番人気キタサンブラック9着
2016(稍重) マリアライト 103.9(36.3)
12.6–11.0–11.1–12.3–12.1–12.4–12.3–12.2–11.9–12.2–12.7
1番人気ドゥラメンテ2着
2015(良) ラブリーデイ 2.14.4(34.8)
12.2–11.6–12.2-13.4-13.1-12.7–12.5–11.7–11.0–11.6–12.4
1番人気ゴールドシップ15着
2014(良) ゴールドシップ 2.13.9(35.2)
12.9–11.6–11.9-13.2-12.8–12.1–12.0–11.8–11.7–11.8–12.1
1番人気ゴールドシップ
2013(良) ゴールドシップ 2.13.2(35.2)
12.7–11.0–11.0–11.9–11.9–12.0–12.3–12.4–12.7–12.7–12.6
1番人気ゴールドシップ
まず注目したいのは上がりの遅さ。34秒台ですらラブリーデイの一頭のみ。
しかもラブリーデイの勝った年は中盤で13秒台を連発するような、およそG1とは思えないようなスローペースだった。
個人的にはそんなペースは想定できなかったのでラブリーデイの馬券は買っていなかったが。
そう。有馬記念と宝塚記念の共通点は、重い馬場、流れる展開、持久力勝負。
というところにある。
いわゆるサンデー系バリバリの瞬発力タイプが勝ちきれない理由もそこにある。
そのようなレースなら馬券を買う立場にとっては高配当を得るチャンスでもあり、チャンスがある以上狙って行くべきかな、と考えている。
ワーザー
海外の馬が宝塚記念で有力視されることはない。というか、そもそも出走しない。その中で今回は人気の一角に据えられているのがワーザーだ。
ワーザーは香港馬で、年度代表馬でもある。30戦10勝。そのほとんどが中距離だ。香港のレベルは日本と遜色ないので、その年度代表馬が出てくるとなれば、怖い一頭だなぁ。というのは同じように思う。
しかし、血統は???だらけ。近走の成績も微妙と言えば微妙。しかし前走は鼻出血明け、斤量も60キロ、たたき台だろう。
世界のボウマンを確保し、しかも雨が降って得意の重馬場になる(香港の馬場は重く、日本の高速コースは合わない。重い馬場が総じて得意だ)とくれば、
目立った本命馬がいない今年のメンバーに入れば、一応押さえとこうか。という票を集めるのもよく分かる。
私も怖いと思っている。
しかし、一応押さえとく票がたんまり入ってる中で、敢えて未知の魅力に賭けるのは期待値が取れるのか?という問題が浮上してくる。
多くの人が印を回すはず。よく分からないのに。
よく分からないというのは、オッズが高ければ魅力になるが、オッズが低ければリスクになる。
今回はリスクの方が上回ってるんじゃないかなぁ。というのが結論。
印を回してお茶を濁すってのも有りは有りですがね。
サトノダイヤモンド
一応1番人気か。それでも4.7倍程度。
今年の宝塚記念、ど本命馬がいないのは、ひとえにサトノダイヤモンドの人気がないことが原因だろう。
本来であれば、単勝1倍台に推されてもおかしくないだけの力と実績はある馬。
宝塚記念の重い展開もあう。そしてポテンシャルは他の馬と比較にならないほど高い。
しかし、ご存知の通り凱旋門賞参戦で完全に調子を狂わせてしまった。
前走叩き二走目になった大阪杯。
本調子なら完勝していたはずだが、かつての輝きは戻らなかった。
恐らくメンタルの問題だと思う。走る気をなくしてしまえば、戻ることもあるし戻らないこともある。
ワンアンドオンリー、メイショウマンボなんかもそうだった。
今回の宝塚記念、追い切りを変えたりして刺激を与えようとしているが、刺激を与えようとしていること自体が本調子なら行わないこと。
印は回したいと思いますが、本命にするのははばかられる。
キセキ
前走の騎乗が不可解に尽きる。
ルメールは押し上げようと思ったんだけどコントロール不能になったように見えた。
引っかかる癖がついていればちょっと怖い人気馬。
能力的にも道悪でも問題ないとは思うが・・・
サトノクラウン
雨が味方しそうなのはこの馬。
前年の勝ち馬、ディフェンディングチャンピオンでもある。
そして去年の宝塚記念もやや重で。
ただ、近走負け過ぎなことと、石橋ジョッキーへの乗り変わりは気になる。
去年も重馬場の恩恵があったとはいえ、そこにはデムーロの好騎乗があったことも間違いなく・・・
そうなると、目黒記念組から狙うということになるか。
狙いたいのはパフォーマプロミスとゼーヴィント
パフォーマプロミスは大舞台に強く、道悪も問題なさそうなステイゴールド産駒。
やや小ぶりな馬体で初めて58キロを背負うのは気になるが。
好位から競馬ができることも強みで。
ゼーヴィントは目黒記念、直線不利があっての6着。すっと抜け出せなかったのは、瞬発力のなさの表れか。
ブライアンズタイムを母父に持っていることも馬場が重くなればプラスになるはず・・・
印
◎パフォーマプロミス
〇ゼーヴィント
▲サトノクラウン
△サトノダイヤモンド
△キセキ
△ステファノス
△ヴィブロス
収支公開馬券
馬連 フォーメーション ◎〇→印 各300円
ワイド フォーメーション ◎〇→印 各400円
ワイド ◎ー〇 300円
三連複軸2頭流し ◎〇→印 各400円
計10,000円
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。皆さんと一緒に勝てますように。
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