こんにちは。Kです。
いよいよ今週からサマーシリーズです。
サマーシリーズと言っても、夏競馬をする方は多くないですから、なんとなく知らないことにしちゃってる人も多いのではないでしょうか。
サマーシリーズの解説と、、解説だけでは私の意味がないんで・・・馬券を買う立場でのサマーシリーズの戦い方を書きたいと思います。
まとめ
- サマーシリーズは普段とは違う狙い方がある。
- スプリント・2000は3レース目までに優勝した馬を追いかけるべし
- マイルは3走とも出てきた馬は危険
サマーシリーズとは
サマーシリーズとは、あまり人気のない夏競馬を盛り上げるイベントで、
サマースプリントシリーズ
サマー2000シリーズ
サマーマイルシリーズ
(競走馬をランキングして表彰・賞金)
サマージョッキーズシリーズ
(ジョッキーをランキングして表彰・賞金)
の4つの争いが繰り広げられます。
ポイントの付与方法については、JRAのサイトから引用
サマーシリーズチャンピオンの決定について
サマースプリントシリーズ・サマー2000シリーズ・サマーマイルシリーズ
各シリーズ対象競走における着順に応じて、下表のとおり点数を1競走毎に与え、その合計得点がサマースプリントシリーズおよびサマー2000シリーズについては13点以上、サマーマイルシリーズについては12点以上であり、かつ、各シリーズ対象競走において1勝以上した馬の中から、合計得点が最上位の馬をシリーズチャンピオンとする。
なお、合計得点が最上位の馬が複数頭いる場合は、それぞれの馬をシリーズチャンピオンとする。ポイント表
GⅡ着順 1着 2着 3着 4着 5着 6着以下 ポイント 12 6 5 4 3 1
GⅢ着順 1着 2着 3着 4着 5着 6着以下 ポイント 10 5 4 3 2 1
サマースプリントシリーズ
以下6つのレースの成績をポイント化。ポイントを多く獲得した馬に5000万円が与えられます。アイビスサマーダッシュだけが1000直となっていますが、それ以外はすべて1200メートルです。
函館スプリントステークス GIII 函館芝1200m
CBC賞 GIII 中京芝1200m
アイビスサマーダッシュ GIII 新潟芝1000m
北九州記念 GIII 小倉芝1200m
キーンランドカップ GIII 札幌芝1200m
セントウルステークス GII 阪神芝1200m
サマー2000シリーズ
以下5つのレースの成績をポイント化。ポイントを多く獲得した馬に5000万円が与えられます。全て芝2000メートルとなっています。
七夕賞 GIII 福島芝2000m
函館記念 GIII 函館芝2000m
小倉記念 GIII 小倉芝2000m
札幌記念 GII 札幌芝2000m
新潟記念 GIII 新潟芝2000m
サマーマイルシリーズ
以下3つのレースの成績をポイント化。ポイントを多く獲得した馬に3000万円が与えられます。全て芝1600メートルとなっています。
中京記念 GIII 中京芝1600m
関屋記念 GIII 新潟芝1600m
京成杯オータムハンデキャップGIII 中山芝1600m
サマージョッキーズシリーズ
上記サマーシリーズのレースで騎手が獲得したポイントに応じてランキング。100万円の報奨金が支給されます。
戦い方
馬券における戦い方です。
まず、サマージョッキーズシリーズは無視しておいて大丈夫です。どのジョッキーもどのレースも勝ちに来ますし、賞金も高くありません。
馬は、そもそもクラシック路線、残念ながらG1路線に乗ることができなかった馬が出走してきます。
名より実。必死で賞金を取りに来る馬が出てくるところを狙うのがサマーシリーズの面白さです。
例えば、函館スプリントステークスの1着賞金は3,900万円ですから、1レースに勝つよりも多くの賞金が手に入るわけですから
陣営も必死に取りに来ます。
サマースプリントシリーズ
サマー2000シリーズ
約三ヶ月の間に6~5戦あります。この間隔ですと、体力を考えると通常は出走できるのは2レースです。
獲得条件に一回は優勝すること。というのがあるので、前半の3レースでまずは優勝すること。
これがチャンピオンになるいわば必須条件になってきます。
前半の3レースで優勝した3頭に実質の権利があることになりますので、
この3頭の後半3レース(2000シリーズは2レース)には注目です。
注目というよりも、勝ちきりに来ますから、この3頭はかなりの高確率で馬券に絡んできます。
ここは抑えるべきポイント。
逆もまたしかり。
前半3レース中、2レース使ってくるような場合、もうその時点でかなり厳しいと言えます。
後半3レース中2レース使ってくる馬も同様です。
それまでにある程度ポイントを獲得し、優勝すればチャンピオンの可能性があるという状態で出走してきますので、
狙いたくなるところですが、実は逆で、
出てる限りは勝てるかもしれない。
という一か八かの出走になり、勝ち切れることはほぼありません。
サマーシリーズでは奇跡の大逆転!は起こりにくいのです。
ですので、3レース使ってくる馬は基本的には軽視するということが2つ目のポイントになります。
チャンピオンになる条件が最低1レース、優勝かつ13点以上(サマーマイルシリーズは12点)になります。
優勝は10点(G2だけは点数がアップしますが)、あと3点というのは4着以上という意味になりますので、
条件クリアとしては前半の3レースで優勝した馬が後半3レースで4着以上。ということです。
実際の優勝ラインは15~6点になりますので、後半3レースですなわち馬券内です。
ですから、前半3レースの優勝馬が後半3レースに出走してきたら、3連携の軸または複勝で購入する。
これがサマーシリーズでうまく立ち回る馬券術になります。
サマーマイルシリーズ
理屈的にはサマースプリントシリーズ、サマー2000シリーズと同じです。
ただし、レース数が3しかないので、サマースプリントシリーズ、サマー2000シリーズよりももっと濃密になります。
チャンピオンになるには、2レース優勝すれば問答無用でチャンピオン、
またはどれかのレースで優勝、どれかのレースで2着
このあたりが合格ラインです。
ですので、1レース目である中京記念の1,2着馬を素直に狙うということになります。
ただし、中京記念、関屋記念の優勝馬が京成杯オータムハンデキャップ前に11ポイント持っていた場合は要注意。
なぜなら、サマーマイルシリーズのチャンピオン条件は12点であり、出走した時点で1ポイントもらえますので、
出走が目的になっているケースが良くあります。出れば資格得られますから。
2レース使っている馬が京成杯オータムハンデキャップに出走してきたら、嫌ったほうが良いでしょう。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。皆さんと一緒に勝てますように。
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