レースについて
天皇賞(秋)(東京2000m)
ついに来ました。この季節。
天皇賞は秋の古馬中長距離路線の第一戦。ここから続くJC、有馬記念への道のりが楽しくて仕方がありません。
傾向
東京2000メートルは日本を代表するコースのうちの一つでしょう。競馬を長くやってる人はコース形態も完璧に頭に入ってると思います。
1コーナーと2コーナーの間のポケットからスタートして直ぐに左手カーブ。このため、明らかに多頭数外枠の先行馬は位置を取るのに不利を受けます。
また、先手争いが激しいため、1800よりはスローになりにくいですが、それでもスローが定番。
ラストの長い直線を活かした末脚勝負になりがちです。
シルポートが、逃げまくった2010年から2012年まではレースラップは無茶苦茶になってますけど、特に2012年は57秒とかで15馬身くらい離して逃げてますから実際は59.5くらいでしょう。前半1000メートル。
近年はやはり落ち着いて60秒越えから、後半58秒くらいのイメージで良いのではないでしょうか。
ロードヴァンドールが何が何でも逃げると思いますからキタサンブラックは番手あたりで、59秒くらいで行くのかな。ポイントは極端な枠に入るかどうかですね。今回あたり外枠引きそうな気がします。
各馬評価
キタサンブラック
残り3戦で引退することが決まってます。
天皇賞、ジャパンカップ、有馬記念。
全部勝てば今年だけでG15勝。前人未到の記録で将来は顕彰馬になるでしょう。
その3レースの中でダントツに勝てる可能性が高いのが天皇賞かと思います。次がジャパンカップで勝てそうにないのは有馬記念。
もちろん他馬との比較があるので有馬記念でキタサンブラックを嫌うということではないですか、単純にどれが一番向いているレースかと言うと、間違いなく天皇賞でしょう。
有馬記念は脚質が向いてない。2016年は能力が高いのでごまかせてしまいましたが、持続力にちょっと不安がある馬。
有馬記念や宝塚記念で凡走するのはある意味で必然なんです。なので去年の有馬記念も今年の宝塚記念も◎は打ってない。
宝塚記念なんて単勝1.4倍ですから過剰人気も良いとこで。当然嫌っていって美味しー!と思ってました。
レインボーラインはどこ??
キタサンブラック嫌って外すとか、逆に下手すぎると笑われましたよ。。。
ジャパンカップ
去年は見事な騎乗でした。本来的にはジャパンカップになると逆に直線勝負になりすぎてそこまでスタミナが持たないと思うレースなんですけど、上手くスローでもなく後続に脚を溜めさせずに落として34.7で上がりをまとめました。
天皇賞は去年は走ってないのですが、いかにも適鞍。逃げそうなメンバーがロードヴァンドールしかいませんし、すんなりハナを切れるのではないでしょうか。
凡走するパターンとしてはロードヴァンドールに強引にハナを切られてスローに落とされることですね。
番手でも流れれば全く問題ない。
枠順次第ですが、重いし印を打つことになりそうです。
現在2番人気想定は
リアルスティール
キタサンブラックには三度も勝たれてますし、その前に国内では共同通信杯以来勝ってなかったのですが、前走の毎日王冠では目の覚める走りで超豪華メンバー相手に1着。
視界良好ですね。
リアルスティールは毎日王冠でも書きましたが好走レンジにハマると強いですが、ハマらないと勝ちきれない。
そしてそのレンジがとても狭い馬だと思います。
基礎能力は高いのでそれなりにはいつも走りますが勝ち切るとなると展開の助けが必要。
今回がどうかという話ですが、キタサンブラックの作り出すペースとはとても合いそうです。
キタサンブラックを買うのなら一緒に押さえておきたいと思います。
サトノアラジン
前走でも距離が持たないのではないかと思ってました。
その前走はソウルスターリングが逃げたことによってスローの直線勝負になったことがプラスに働きましたね。
天皇賞はどの馬が逃げてもレベルが高いですから。
そんな有利な展開は望むべくもなく、人気になるならバッサリ切ってしまいたいです。
サトノクラウン
この馬が一番難しいです。キタサンブラックとは合わないはず。キタサンブラックがある程度タイトなペースをつくると想定するならば消して行くのが筋でしょうね。
というか、普通なら、上記の理由で消して妙味だと思います。
何を心配してるかというと、馬場なんですよ。
先週の大雨での開催。今週のジメジメした天気からすると、馬場は回復のしようがないと思います。さらに日曜日は雨予想、もしかしたら再度の台風まである。。。
そうすると、サトノクラウンから買った方が良いのではないかと。キタサンブラックも雨でどうこうという馬ではないです。ただ、恩恵を受けるのはサトノクラウンのほうかなと考えてます。
雨でペースが落ちる想定ならこの馬から買いたい。枠順、天気、オッズとにらめっこです。
グレーターロンドン
前走毎日王冠でレベル的には通用することがよく分かりました。前の馬に32秒台で上がられてはさすがのこの馬でも厳しいか。
超ハイペースにでもなれば厳しい。
ただ、キタサンブラックがある以上ならないはず。ならこの馬の一発逆転までありますね。鞍上も腹くくって後方から行くはずだし、チャンスはありますよ。
ソウルスターリング
結論的にはワンチャンスある。
いつもの天皇賞ならノーチャンスだと思うけど、キタサンブラックがペースを作っていく今回。後続に脚を溜めさせないラップになるなら急浮上してきます。
問題は前走逃げたこと。
レースを見直してみても、控えるチャンスはあったのに。意識して逃げてます。
この理由が正直わからないです。わからないから不安。ハナ立つことを覚えてしまってるなら、控えたときに掛かる可能性も高いです。
さらにいうと、逃げたことそのものよりも、スローペースに持ち込んだ事がさらに問題で、切れ味勝負なら分が悪いに決まってる。もっと後続に脚を使わせないと。
つまりルメールがソウルスターリングの脚質を分かってない可能性がそれなりにあります。
一方で、ルメールクラスが何も考えずにそんなことするだろうかという疑念も拭えないです。
どこまで印回すかによりますが、押さえとかないといけないかなぁ。切ろうかなあというライン上です。
結論
◎キタサンブラック
天候が悪化することもプラス。適鞍で堅い軸だろう。
ただし、馬券妙味はないので、馬券的には下記の二頭からかいます。
○レインボーライン
▲グレーターロンドン
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。皆さんと一緒に勝てますように。
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